マクラクラン勉(日本)の、ダブルスでのランキングが上昇している。「ウィンブルドン」を受けて16日に公表された最新のランキングでは25位に入ってきており、ダブルスの「レース・トゥ・ロンドン」のトップ10を目前にした好位置につけている。マクラク…

マクラクラン勉(日本)の、ダブルスでのランキングが上昇している。「ウィンブルドン」を受けて16日に公表された最新のランキングでは25位に入ってきており、ダブルスの「レース・トゥ・ロンドン」のトップ10を目前にした好位置につけている。

マクラクランはアメリカのテニスの名門カリフォルニア大学バークレー校で鍛えたサーブ力と巧みなネットプレーが持ち味だ。1月の「全豪オープン」では、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とペアを組み、同選手の強烈なサーブとリターンとかみ合ったプレーを見せている。「全豪オープン」では準決勝まで勝ち上がるなど好成績を残してきた。

また、7月15日まで開催されていた「ウィンブルドン」でも、マクラクランはストルフとのペアで出場し、準々決勝まで進出。フレデリック・ニールセン(デンマーク)/Joe Salisbury(イギリス)に対して、6(6)-7、6-4、6(2)-7、6(4)-7で敗退したものの、上位への進出を果たした。

その結果、マクラクランは現在、ダブルスのランキングで順位を25位まで引き上げており、今年5月に記録した自身最高順位に並んでいる。

同選手の順位変動の推移をみると、2018年1月1日付では73位だったが、「全豪オープン」直後に一気に36位に。その後徐々に順位を改善していき、25位まで上げてきた形だ。

ほかにもダブルスの「レース・トゥ・ロンドン」でも好位置につけており、現在、マクラクラン/ストルフが11位とトップ10目前を確保。「全豪オープン」直後の3位からは落としたものの、まだまだ「Nitto ATPファイナルズ」出場を狙える順位と言って良さそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」でボレーに出るマクラクラン(手前)

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)