錦織圭(日本/日清食品)の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)は、大会9日目の準々決勝で幕を閉じたが、来年の夏に向けて「リベンジしたい」と再起の決意を、錦織がTwitterアカウントへの投稿で語った。今大会で錦…

錦織圭(日本/日清食品)の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)は、大会9日目の準々決勝で幕を閉じたが、来年の夏に向けて「リベンジしたい」と再起の決意を、錦織がTwitterアカウントへの投稿で語った。

今大会で錦織は、2回戦でバーナード・トミック(オーストラリア)、3回戦で第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)、4回戦ではエルネスツ・グルビス(ラトビア)を破って、日本人選手としては1995年の松岡修造さん以来、23年ぶりとなるベスト8に進出した。

その後、準々決勝では宿敵の一人でもある元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6、6-3、2-6、2-6で、錦織の黒星となった。同選手自身も「プレー内容は悪くはなかった」と語る通り、善戦したものの一歩及ばなかった結末だ。

その錦織がこのほど「たくさんの応援ありがとうございました!もうちょっと進みたかったですが、また来年このウインブルドンでリベンジしたいと思います」とTwitterへの投稿で述べ、芝のグランドスラムでの再挑戦への意気込みを示した。

また、芝コートでの戦い方についても、「芝で良いテニスができたっていうことは自信にはなりますね。サーブが良くなってきているのと、芝で自分のテニスを少し見つけ出せたことは大きな収穫ではある」と、錦織は試合後の会見で話しており前向きだ。

錦織はまた、Twitterへの投稿で「次はアメリカに戻ってハードコートシーズンに励みます」と、ハードに主な舞台を移す今後の2018年シーズンへも積極的な姿勢を見せた。

同選手は試合後の会見で「今年のツアーファイナルも目指していて、そこに食い込むためにハードコートでの結果も大事になってくるので、この結果をバネに最後狙える位置まで行きたいです」と語っており、今後の活躍を期待してもよさそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真はウィンブルドンを後にした錦織

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)