「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会12日目、女子シングルス決勝で第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦。第2セットも3-6でケルバーが取り…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会12日目、女子シングルス決勝で第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦。第2セットも3-6でケルバーが取り、3-6、3-6のストレートでケルバーが勝利、2年前の雪辱を果たしたケルバーが初優勝に輝いた。試合時間は1時間5分。

第2セットはケルバーのサービスから。序盤からお互いにキープの展開となったが、ケルバーに押されている感が否めない。

そしてついに第6ゲームで15-40と2本のブレークポイントをケルバーに握られてしまう。セレナはなんとかしのぎたいところだったが、1本をしのぐのが精一杯でブレークを許してしまう。

その後、第7ゲームでもケルバーにキープされたセレナは、第8ゲームをキープしたが、続く第9ゲームがケルバーのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった。

なんとしてもブレークしたいセレナだが、1プレー目でオープンコートにスマッシュをした際にそれがアウトになると思わずネット際で座り込んでしまった。その後、ドロップショットを決めてポイントを奪いもしたが、最後はケルバーのサーブをリターンすることができず、ケルバーに敗れてしまった。

セレナは今大会、グランドスラムシングルスで史上最多タイとなる24回目の優勝がかかっていたが、その記録は「全米オープン」に持ち越された。(テニスデイリー編集部)

※写真はケルバーに敗れて準優勝となったセレナ

(Photo by Clive Mason/Getty Images)