イギリス・ノッティンガムで開催されている 「AEGONオープン・ノッティンガム」(ATP250/6月19~25日/賞金総額64万8255ユーロ/グラスコート)の1回戦が行われ、アドリアン・マナリノ(フランス)、エフゲニー・ドンスコイ(ロ…

 イギリス・ノッティンガムで開催されている 「AEGONオープン・ノッティンガム」(ATP250/6月19~25日/賞金総額64万8255ユーロ/グラスコート)の1回戦が行われ、アドリアン・マナリノ(フランス)、エフゲニー・ドンスコイ(ロシア)、ダニエル・エバンズ(イギリス)らが2回戦に駒を進めた。  元トップ10のミカエル・ユーズニー(ロシア)は、前日に雨で中断され、翌日に持ち越されたティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)との1回戦を、4-6 6-3 6-3で逆転勝ちした。  ユーズニーは、これまでツアーで10度優勝しているが、最後のタイトルは2013年に遡る。33歳の彼は今、その17年のキャリアを延ばそうと奮闘しているところだ。

 昨年のユーズニーはツアー本戦で9試合にしか勝っておらず、自信と調子を取り戻すために、チャレンジャー大会に出場することを決めた。昨年の11月から出場し始め、まずドイツで優勝。そして今年1月からタイやフィリピンなど、アジアの小さな大会にも出場して3大会に連続優勝した。2015年10月には153位、年末には127位となっていた世界ランキングを今年2月には70位台まで戻すことに成功している。

 先週はシュツットガルト(ATP250)で2試合に勝ち、準々決勝に進出し、その後、優勝したドミニク・ティーム(オーストリア)とフルセットを戦って敗れている。今週発表された最新ランキングは73位だ。

 今大会の第1シードはケビン・アンダーソン(南アフリカ/20位)、第2シードはパブロ・クエバス(ウルグアイ/26位)、第3シードはジョアン・ソウザ(ポルトガル/30位)、第4シードはアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ/31位)となっている。(C)AP(テニスマガジン)