「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会11日目、男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。両者ともに1セットずつ奪って迎えた第3セ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会11日目、男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。両者ともに1セットずつ奪って迎えた第3セットは6(9)-7でイズナーに奪われ、アンダーソンは後が無くなってしまった。

第3セットはアンダーソンのサービスから。これまでのセットと同様、お互いにキープが続く。そして第8ゲームでアンダーソンが15-40とブレークポイントを握ると、続くプレーでイズナーが返しきれずにブレークに成功した。

イズナーは今大会で一度もサービスゲームのブレークを許していなかったが、その連続記録は110でストップとなった。

ブレークに成功したアンダーソンだが、続く第9ゲームで30-40とブレークポイントを握られてしまった。このピンチをなんとかしのぎたいところだが、プレッシャーのかかるアンダーソンに対してアグレッシブなプレーを見せたイズナーにブレークバックされてしまった。

そして第3セットもタイブレークに突入。いきなりイズナーにミニブレークを喫したアンダーソンだが、すぐにミニブレークバックに成功する。さらにポイント3-3としたところからアンダーソンがパッシングショットを決めてミニブレークに成功するも、直後にミニブレークバックを許してしまった。

ポイント6-6としたところで、イズナーに再びミニブレークされ、セットポイントを握られてしまった。しかし、またしてもパッシングショットを決めてここをしのいだアンダーソンは、連続してパッシングショットを決めてセットポイントを握った。しかしこの場面でダブルフォルトを犯してしまい、チャンスを活かせない。そして最後はイズナーにポイントを連取され、第3セットも6(9)-7で落としてしまった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中のアンダーソン

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)