「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会11日目、男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。第1セットは7-6(6)でアンダーソンが…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会11日目、男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。第1セットは7-6(6)でアンダーソンが先取した。

両者は今回が12回目の対戦。勝敗はアンダーソンから見て3勝8敗と負け越しているが、直近が2015年と約3年振りの対決となる。対戦する2人はアンダーソンが203cm、イズナーが208cmと、ともに長身のビッグサーバー。どのタイミングでブレークを果たすのか、どのようにタイブレークを制するのか。接戦が予想される対戦に注目が集まる。

第1セットはアンダーソンのサービスから。いきなりのダブルフォルトで幕を開けたが、そこからサービスエースを連発してキープすると、逆にイズナーにもサービスエースを連発されてキープされた。

このまま順当にキープが続くかと思われたが、第3ゲームでイズナーにデュースの末にブレークポイントを握られた。お互いに粘り合ったが、アンダーソンがキープ。ブレークポイントを3本しのぎ、8度のデュースの末でのキープとなった。

その後はお互いにブレークポイントを握らせずにキープが続く。そしてゲームカウント5-4としたところでアンダーソンが30-40とセットポイントを握った。しかし、ここはイズナーの強烈なサーブにしのがれてしまう。

そして第1セットはタイブレークに突入した。先にイズナーにミニブレークを喫したアンダーソンだが、すぐにパッシングショットを決めてミニブレークを奪い返す。お互いにポイントを奪い合ってきたが、アンダーソンがストローク戦を制して第1セットを7-6(6)で先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中のアンダーソン

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)