今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間19日、ペンシルベニア州のオークモントCCで順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を終了。暫定21位タイから出た宮里優作は最終ラウンドを4オーバー74で回って通算7オーバー23位タイに入…

 今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間19日、ペンシルベニア州のオークモントCCで順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を終了。暫定21位タイから出た宮里優作は最終ラウンドを4オーバー74で回って通算7オーバー23位タイに入り、谷原秀人は通算12オーバー51位タイで大会を終えた。

前日までに第3ラウンドを「71」で回り終えていた宮里。36歳の誕生日であるこの日、上位進出を目指した最終ラウンドはパーを並べて迎えた8番パー3で1打目をバンカーに入れてダブルボギー、9番でも1つ落として3オーバーで前半を折り返す。

 後半は11番でバーディ先行、14番パー4では残り160ヤード直接カップインで今週2つ目のイーグルを奪って歓喜のダンスを披露したが、一方でボギーも4つとスコアを伸ばせず。それでも、1イーグル、1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー74で大会初出場ながら日本勢最高位でのフィニッシュを決めた。

 谷原は第3ラウンドの後半8番からプレー再開。残り2ホールをパーとして4オーバー74で同ラウンドを締めると、最終ラウンドは序盤からパープレーでの我慢が続き、9番パー4で手痛いダブルボギー。後半12番、14番のバーディでイーブンパーに戻したが、そこから2つ落として2オーバー72のラウンドで最終日を締めくくっている。

 通算4アンダーで大会を制したのはダスティン・ジョンソン(米)。暫定3位タイからスタートのジョンソンは第3ラウンドを1オーバー71で締めたあと、最終ラウンドを1アンダー69とし、暫定首位から出たシェーン・ロウリー(アイルランド)らをかわして悲願のメジャータイトル獲得を果たした。3打差2位タイにはロウリー、ジム・フューリック(米)、スコット・ピアシー(米)の3人が入っている。