「昭和の森国際男子テニストーナメント 吉田輝也メモリアルルトーナメント」(東京都昭島市・昭和の森テニスセンター/本戦6月14~19日/賞金総額1万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。 …

 「昭和の森国際男子テニストーナメント 吉田輝也メモリアルルトーナメント」(東京都昭島市・昭和の森テニスセンター/本戦6月14~19日/賞金総額1万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 シングルスは昨年の優勝者で第4シードの綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)が徳田廉大(フリー)を7-5 6-2で、菊池玄吾(Team REC)は予選から勝ち上がった大学1年の望月勇希(中央大学)を6-3 7-6(2)で破り、それぞれ決勝進出を果たした。

 ダブルス決勝は、第1シードの長尾克己(上武大学)/奥大賢(エキスパートパワーシズオカ)が井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)/上杉海斗(慶應義塾大学)を6-4 6-2で下して優勝を飾った。試合時間は1時間4分。

 長尾と奥は2013年と15年の札幌(ITF1.5万ドル、1万ドル/クレーコート)のダブルスを制しており、同ペアで通算3勝目。今シーズンは5月のアンタルヤ(ITF1万ドル/ハードコート)と2週間前の軽井沢(ITF2.5万ドル/クレーコート)に続く3度目の決勝で、初のタイトル獲得となった。

 奥は第8シードで臨んだシングルスでは、1回戦で予選勝者の西脇一樹(明治大学)に6-2 3-6 4-6で敗退。長尾は2回戦で望月に1-6 0-6で敗れていた。

 大会最終日の6月19日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり

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【シングルス準決勝】

◯5菊池玄吾(Team REC)6-3 7-6(2) ●10望月勇希(中央大学)[Q]

◯24綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)[4] 7-5 6-2 ●29徳田廉大(フリー)

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【ダブルス決勝】

◯1長尾克己/奥大賢(上武大学/エキスパートパワーシズオカ)[1] 6-4 6-2 ●13井藤祐一/上杉海斗(ライフ・エヌ・ピー/慶應義塾大学)

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表彰式での選手のスピーチ・抜粋(協力◎大会事務局)

奥大賢(ダブルス優勝) 「今年に入り、僕たちは悔しい負け方をして、なかなかタイトルが獲れずに今日に至ったのですが、こうして勝つことができてうれしく思っています。これを機に上の大会であるチャレンジャーを目指して頑張っていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いします」

長尾克己(ダブルス優勝) 「(今年の)日本のフューチャーズ大会は今週で最後になりますが、優勝で終われたことがすごくよかったです。今日は自分の家族がいてくれて、その前で優勝できたことをうれしく思います」

井藤祐一(ダブルス準優勝) 「今日は悔しい結果でしたが、同じ清風高校出身同士でペアを組んで決勝にこられてよかったと思います。優勝はしたかったのですが、また機会があれば(一緒に)目指しましょう。奥さん、長尾さん、おめでとうございます。今日は完敗でした。コートを離れれば友達でもありますが、次は必ずリベンジしたいと思います」

上杉海斗(ダブルス準優勝) 「(フューチャーズ大会では)初めての決勝の舞台で少し緊張してしまって思うようなプレーができなかったのですが、ペアの祐一さんに引っ張っていただいて、ここまでくることができました。次は優勝できるように頑張りたいと思います」

(テニスマガジン/Tennis Magazine)