「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦。第2セットもケルバーに3-6で奪…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦。第2セットもケルバーに3-6で奪われ、3-6、3-6のストレートで敗れ、準決勝敗退となった。試合時間は1時間7分。

勝利したケルバーが「ウィンブルドン」の決勝へ進むのは2年振り2度目。決勝ではこの後に行われるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とユリア・ゲルゲス(ドイツ)の勝者と対戦する。

第2セットはケルバーのサービスから。第2ゲームでオスタペンコは15-40と2本のブレークポイントを握られてしまう。1本はしのいだが続くプレーでブレークを喫し、序盤からリードを許してしまった。

オスタペンコはミスを恐れずにアグレッシブなプレーを見せるが、上手くポイントに繋げることができない。

そして第6ゲームでもブレークを喫してしまうと、ケルバーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームを迎えた。するとここでオスタペンコのアグレッシブなプレーが実を結び始め、マッチポイントをしのいでブレークに成功、ゲームカウント2-5とした。

第8ゲームをキープしたオスタペンコは、第9ゲームでもブレークポイントを握った。しかしケルバーのサーブを上手く返すことができずにしのがれてしまう。そしてケルバーに2度目となるマッチポイントを握られると、最後はラリーの末にオスタペンコのショットがアウトになり、3-6で第2セットを落として準決勝敗退が決まった。(テニスデイリー編集部)

※写真は準決勝敗退となったオスタペンコ

(Photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)