芝コートの聖地「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)準決勝で、今シーズン2度目のBIG4対決が実現。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同大会では7年ぶりに…

芝コートの聖地「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)準決勝で、今シーズン2度目のBIG4対決が実現。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同大会では7年ぶりに対戦することとなった。

両者の過去の対戦成績は、ナダルの25勝26敗とほぼ互角。2011年「ウィンブルドン」では、決勝戦でジョコビッチが勝利しタイトルを獲得した。グランドスラムでは過去、2012年「全豪オープン」決勝戦で5時間53分にも及ぶ歴史的な激闘を繰り広げた両者、今回もファンを熱くさせる戦いが見られるだろうか。

2018年ジョコビッチが故障から復帰後、二人は2度目の対戦となる。一番最後に戦ったのは5月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」準決勝で、その時はナダルが7-6(4)、6-3のストレートで勝利した。

今大会、ナダルは準々決勝で第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に7-5、6(7)-7、4-6、6-4、6-4とフルセットの末勝利。4時間48分の死闘を制し、7年ぶりとなる「ウィンブルドン」ベスト4入りを果たした。

一方のジョコビッチは、準々決勝で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)に6-3、3-6、6-2、6-2で勝利。強靭なメンタルで錦織を跳ね返し、3年ぶりに「ウィンブルドン」ベスト4へ進出した。

52戦目となるナダルとジョコビッチの対戦。ファンの期待が高まる中、両者がどのような戦いを見せるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2011年「ウィンブルドン」でのナダル(左)とジョコビッチ(右)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)