「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。フルセットにもつれ込んだ戦いでフェデラ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。フルセットにもつれ込んだ戦いでフェデラーは6-2、7-6(5)、5-7、4-6、11-13で敗れ、準々決勝敗退。史上最多となる9回目の優勝はならなかった。試合時間は4時間14分。

勝利したアンダーソンは、準決勝でこの後行われるミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対ジョン・イズナー(アメリカ)の勝者と対戦する。

第5セットはフェデラーのサービスから。序盤はやはり拮抗した展開。このセットが慌ただしくなってきたのは中盤になってからだった。フェデラーは第7ゲームで0-30とポイント先行されたが、なんとかサーブでしのいでキープする。続く第8ゲームではフェデラーがブレークポイントを握るも取り切れない。

それでも両者譲らないままゲームカウントは6-6となり、2ゲーム差がつくまで勝負が決まらないアドバンテージセットの戦いへもつれ込む。

そしてついに試合が動いたのはゲームカウント11-11で迎えた第23ゲーム。フェデラーはダブルフォルトでピンチを迎えると、最後はネットにかけてしまい、ブレークを許した。そしてアンダーソンのサービング・フォー・ザ・マッチをフェデラーは破れず、第5セットを11-13で落とし、まさかの準々決勝敗退となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は準々決勝で敗れたフェデラー

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)