「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が元世界1位で第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。セットカウント1-2で迎えた第…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が元世界1位で第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。セットカウント1-2で迎えた第4セットは2-6でジョコビッチに奪われ、3-6、6-3、2-6、2-6で錦織が敗れ、ベスト8で敗退となった。試合時間は2時間34分。

勝利したジョコビッチは、この後に行われるラファエル・ナダル(スペイン)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の勝者と準決勝で対戦する。

第4セットの第1ゲームで錦織は15-40とブレークポイントを握った。見事なサービスエースで1本はしのがれたが、続くプレーでラリーを制してブレークに成功する。しかし、第2ゲームでジョコビッチにブレークバックを喫し、追いつかれてしまった。

そして第4ゲームで15-40とブレークポイントを握られてしまった錦織は、ミスショットでジョコビッチにブレークを許し、1ブレークダウンとされてしまう。

その後もチャンスを作ることができない錦織は、第8ゲームでデュースの末にジョコビッチにブレークを喫し、2-6で第4セットを落として準々決勝敗退となった。

松岡修造さん以来、23年ぶりの快挙となったベスト8進出を果たした錦織だったが、1933年の佐藤次郎さん以来、85年ぶりとなるベスト4入りは果たせなかった。(テニスデイリー編集部)

※写真はベスト8で敗退となった錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)