「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が元世界1位で第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。第1セットは3-6でジョコビッ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が元世界1位で第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。第1セットは3-6でジョコビッチに先取されてしまった。

両者は今回が16回目の対戦となる。過去の対戦成績は錦織から見て2勝13敗で、2014年の「全米オープン」準決勝で勝利してからは連敗が続いている。錦織にとって大きな壁であるジョコビッチだが、芝コートでの対戦は今回が初となる。お互いに好調なプレーで勝ち進んできた錦織とジョコビッチがどのようなプレーを見せてくれるのか、そして錦織が85年ぶりの日本人男子ベスト4入りを果たすのか、注目が集まる。

第1セットは、コイントスでサーブを選んだジョコビッチのサービスゲームから。お互いにキープして迎えた第4ゲームで錦織はラリーの末に15-40とブレークポイントを握られてしまう。1本はしのいだが、続くプレーでブレークを喫してしまった。しかし錦織は続く第5ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握ると、ジョコビッチがダブルフォルトを犯し、ブレークバックに成功した。

しかし、またしても第8ゲームでジョコビッチにブレークを喫してしまい、ゲームカウントは3-5へ。そしてジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで錦織はデュースに持ち込むも、ジョコビッチの好サーブにブレークすることができず、3-6で第1セットを落としてしまった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」4回戦のときの錦織圭

(Photo by TPN/Getty Images)