7月10日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会8日目、女子シングルス準々決勝で第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を7-5、6-4で下し、準決勝へ駒を進めた…

7月10日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会8日目、女子シングルス準々決勝で第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を7-5、6-4で下し、準決勝へ駒を進めた。試合時間は1時間22分だった。

試合は、お互いをブレークし合う展開。第1セットの冒頭で、リターンに回ったオスタペンコは、自身のウィナーとチブルコバのミスから、3ブレークポイント。

追いつかれるものの3度目のデュース、同ゲーム6度目のブレークポイントで、オスタペンコがバックボレーで得点し、いきなりブレークを達成した。

しかし、オスタペンコは直後にブレークバックを許したほか、第4、5ゲームでもチブルコバとブレークしあい、中盤に入ってもスコアは均衡を失わずに推移した。

第1セットの行方を決めたのは終盤の第11ゲームだった。オスタペンコは、フォアのウィナーで最初のポイントを奪うと、チブルコバのダブルフォルトでラッキーなポイントを得た。さらに、バックハンドのウィナーを立て続けに放ち、ラブゲームでオスタペンコがブレークとなった。

続くサービスも、チブルコバのミスで2得点を重ねたほか、エース2本のラブゲームとなり、第1セットは7-5でオスタペンコの手に落ちた。

第2セットでも、序盤から中盤にかけてブレークし合う激しい展開。オスタペンコは第3ゲームでブレークを奪ったものの、第4ゲームで、ダブルフォルトやバックハンドのアンフォーストエラーでラブゲームでブレークを喫した。

しかし第5ゲームでは、オスタペンコが再び15-40の2ブレークポイント。そこでチブルコバにフォアのミスを強いて、ブレークを手にし、オスタペンコが3-2と大きなリードを作る。

その後は、両選手ともにサービスを破らせず、オスタペンコがそのまま押し切って白星を手にした。

オスタペンコは準決勝で、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はサーブを放つオスタペンコ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)