現在行われている「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)。男子シングルス準々決勝の予定が発表され、ロジャー・フェデラー(スイス)が3年ぶりに「ウィンブルドン」のセンターコートを外れることとなった。「ウィンブルドン」…

現在行われている「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)。男子シングルス準々決勝の予定が発表され、ロジャー・フェデラー(スイス)が3年ぶりに「ウィンブルドン」のセンターコートを外れることとなった。

「ウィンブルドン」で8回優勝しているフェデラーは、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)との準々決勝をNo.1コートでプレーすることになった。フェデラーが「ウィンブルドン」でセンターコート以外で試合をするのは、2015年にNo.1コートで行われたジル・シモン(フランス)との準々決勝以来となる。

「芝の王者」フェデラーはそれ以来、すべての試合をセンターコートでプレー。2016年には準決勝で敗れたものの、2017年は史上最多となる8度目のタイトルを獲得した。

しかし今大会、「ウィンブルドン」を主催するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)と錦織圭(日本/日清食品)の準々決勝、ラファエル・ナダル(スペイン)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の準々決勝をセンターコートに組んだ。

4回戦後の記者会見で、今大会は1試合しかセンターコートでプレーできていないことを嘆いていたジョコビッチ。準々決勝では最高のステージが与えられることを望んでいたジョコビッチは、この決定を喜んでいるだろう。 (C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真はセンターコートで観客に応えるフェデラー(4回戦の時のもの)

(AP Photo/Tim Ireland)