錦織圭(日本/日清食品)が7月11日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の男子シングルス準々決勝で、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。試合開始は日本時間21時予定。錦織がついに「ウィン…

錦織圭(日本/日清食品)が7月11日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の男子シングルス準々決勝で、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。試合開始は日本時間21時予定。

錦織がついに「ウィンブルドン」ベスト16の壁を破った。これで錦織はグランドスラム全ての大会でベスト8に進出したことになる。そして勝てば日本人男子では85年振りのベスト4となる準々決勝で立ちはだかるのは、これまで幾度となく悔しい思いをさせられてきたジョコビッチだ。

ジョコビッチとの過去の対戦成績は2勝13敗。2014年から12連敗を喫している。今年も5月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」と「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」で敗れた。2017年に怪我でツアーを離脱した二人は「全仏オープン」、そして今回の「ウィンブルドン」で、本格的に復調の気配を見せており、先の2試合よりもハイレベルな戦いになることが予想される。

錦織はこの対戦について「芝でジョコビッチと試合するのは初めてで、新しい挑戦です。彼はいつも僕にとって大きな壁なんです」「ジョコビッチと対戦するのはいつも楽しみです。そして常にビッグチャレンジになります」とコメント。

一方のジョコビッチも「錦織は大舞台で力を発揮できる選手だよ。逆にそういう試合で自分のベストが出せるね」「錦織とは素晴らしい試合がしたいよ。ベストを尽くしたいね」と話す。

錦織が約4年振りにジョコビッチから勝利をつかみ、ベスト4へ進めるか期待がかかる。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」4回戦での錦織圭

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)