2019年のラグビーワールドカップ日本大会開幕まで約1年2か月となったが、チケットの先行抽選販売期間が終了し、応募総数は250万枚を超えたことが明らかとなった。 大会を運営するラグビーワールドカップ2019組織委員会では、チケット販売目標…

 2019年のラグビーワールドカップ日本大会開幕まで約1年2か月となったが、チケットの先行抽選販売期間が終了し、応募総数は250万枚を超えたことが明らかとなった。
 大会を運営するラグビーワールドカップ2019組織委員会では、チケット販売目標としてトータル180万枚という数字を掲げており、大会期間全体にわたるチケット人気は、特にトップランクのチームが出場するプール戦の試合から決勝トーナメントに至るまで、きわめて高いものとなった。

 一般向けの第一次販売(抽選)申込開始は9月19日。第二次一般販売(先着)は2019年1月19日から。

 ラグビーワールドカップ2019は、アジア初というだけでなく、ラグビーの伝統国以外で初めて開催される大会となる。北は北海道から南は九州まで、全国12の開催都市を舞台に全48試合がおこなわれ、大会期間中には、海外より40万人を超える人々が日本を訪れると予想されている。

 大会組織委員会の嶋津昭事務総長は、「国内外のラグビーファンからの反応は、実に素晴らしい、の一言に尽きます。開催国である日本はもちろん、トップレベルの強豪国であるニュージーランド、アイルランド、オーストラリア、そしてイングランドが登場する各試合への関心は私どもでさえ驚くほど高く、決勝トーナメントを通じてとてつもなく大きな需要を見込んでいます」と語る。

 大会を主催するワールドラグビー(国際統括団体)のビル・ボーモント会長は、「チケット販売の初期段階に、これほどの人気を目の当たりにし、実に勇気づけられるものがあります。この高い関心は、今年の9月19日より始まる次のチケット販売期間に向けても更なる勢いを生み出すことでしょう」とコメントした。