7月9日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会7日目、マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が、男子ダブルス3回戦で、フィリップ・ペシュナー(ドイツ)/ティム・プエッツ(ドイツ)を破り、…

7月9日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会7日目、マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が、男子ダブルス3回戦で、フィリップ・ペシュナー(ドイツ)/ティム・プエッツ(ドイツ)を破り、準々決勝への進出を果たした。スコアは6-3、6-4、7-6(3)、試合時間は1時間42分だった。

今大会では、マクラクラン/ストルフのペアは、第14シードでの出場。マクラクランは、ダブルスのランキングで27位となっており、昨年の「楽天ジャパンオープン」では、内山靖崇(日本/北日本物産)とのペアで、ダブルスのタイトルを獲得するなど結果も残している。

今回、マクラクラン/ストルフは第1セットの中盤からリードを確保して、試合を優位に進めた。

第4ゲームのリターンで、30-30の同点から、1ポイント先行して、ブレークポイントを獲得すると、マクラクラン/ストルフにバックハンドのウィナー。ブレークが同ペアのものになり、1ブレークアップのリードを確保した。

第1セットは、マクラクラン/ストルフがこのリードを明け渡さずに、ペシュナー/プエッツを抑え込んで1セットアップのリードを確実なものにするまで押し切った。

さらに、第2セットでは、マクラクラン/ストルフが序盤にチャンスを掴む。第1ゲームのリターンで、ダブルフォルトの幸運なポイントも得て3ブレークポイントのチャンスがマクラクラン/ストルフに訪れると、1ポイントの挽回をペシュナー/プエッツに許したものの、ブレーク。リードを確保すると、その後の展開ではマクラクラン/ストルフが自身のサービスゲームは落とさずに、2セットを連取した。

第3セットでは、両ペアともに自身のサービスゲームでブレークを許さずに、均衡のとれたままゲームを消化。タイブレークでセットの行方を決める形になった。結局、マクラクラン/ストルフは、タイブレークでもペシュナー/プエッツを退けて、第3セットも奪取。ストレートでの勝利を決めた。

同ペアは準々決勝でフレデリック・ニールセン(デンマーク)/Joe Salisbury(イギリス)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はマクラクラン(左)とストルフ(右)(マイアミでのもの)

(Photo by Al Bello/Getty Images)