「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会7日目、錦織圭(日本/日清食品)が男子シングルス4回戦でエルネスツ・グルビス(ラトビア)に4-6、7-6(5)、7-6(10)、6-1で勝利し、自身初となるベスト8進出…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会7日目、錦織圭(日本/日清食品)が男子シングルス4回戦でエルネスツ・グルビス(ラトビア)に4-6、7-6(5)、7-6(10)、6-1で勝利し、自身初となるベスト8進出を果たした。日本人が男子シングルスで「ウィンブルドン」ベスト8に進出するのは、1995年の松岡修造さん以来となる。

テレビの前で観戦していた松岡さんは、試合後自身のブログを更新。自らの思いを書きつづった。

松岡さんにとって自身の「ウィンブルドン」ベスト8は「第2の人生の夢へと繋げてくれた宝物で、その夢とは僕の記録を破る選手を育てる事」とのこと。

その第2の夢は、錦織によって叶えられてきた。しかしこれまで松岡さんの記録で破れていなかったのが、「ウィンブルドン」での最高成績だ。錦織はこれまでは2014年と2016年のベスト16が最高成績だった。

そしてその記録に今回ようやく錦織が並んだ。このことについて松岡さんは「芝をまさに自分の庭のように制した錦織選手。しかし、まだウィンブルドンの夢は続いている。さあ圭、今まで芝に苦しまされてきた分、おもいっきりウィンブルドンの芝で暴れてくれ。圭が目指すのはただ1つ、頂点のみだ!」とエールを送っている。

初のベスト8に進出した錦織は、準々決勝で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は自身初となるベスト8進出を決めた錦織圭

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)