「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がエルネスツ・グルビス(ラトビア)と対戦。第1セットは4-6でグルビスに奪われてしまった。両者は今回…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がエルネスツ・グルビス(ラトビア)と対戦。第1セットは4-6でグルビスに奪われてしまった。

両者は今回が3回目の対戦。過去の対戦成績は、錦織の2勝となっているが、いずれも2008年のチャレンジャー大会、2014年の「バルセロナ・オープン」と少し間が空いているのに加え、ともにクレーの大会ということであまり参考にならないかもしれない。しかし、錦織は2回戦、3回戦ともにサーブが非常に好調で、メンタル面でも「集中」してプレーに臨むことができている。この好調ぶりを維持して初のベスト8進出を果たすことができるのか、注目が集まる。

第1セットは錦織のサービスから始まった。第3ゲームで錦織は自身のダブルフォルトもあって30-40とブレークポイントを握られた。ここをしのいでデュースに持ち込み、粘るグルビスに苦しめられたが、5度のデュースの末にキープする。

さらに第5ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られた錦織は、デュースまでしのいだが、クロスに打ち分けるグルビスのショットに対処しきれずにブレークを喫してしまった。

錦織は少しずつサーブの調子が上がってきたが、まだグルビスに対してブレークポイントを握ることができない。そしてグルビスのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをラブゲームでキープされ、第1セットを4-6で落としてしまった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」3回戦での錦織圭

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)