ラグビーワールドカップ初出場を目指す香港代表が、第二関門を突破した。 アジア最終予選で1位となり、クック諸島代表とのアジア・オセアニア地区プレーオフ第1戦を適地で制すと、7月7日にホームでおこなわれた第2戦に51-0で快勝し、11月にフラ…

 ラグビーワールドカップ初出場を目指す香港代表が、第二関門を突破した。
 アジア最終予選で1位となり、クック諸島代表とのアジア・オセアニア地区プレーオフ第1戦を適地で制すと、7月7日にホームでおこなわれた第2戦に51-0で快勝し、11月にフランスで開催される世界最終予選への出場を決めた。
 クック諸島は脱落。

 前回大会も最終予選プレーオフに進み、ウルグアイに敗れて涙をのんでいた香港。2019年大会は開催国の日本(2015年大会でプールB3位=トップ12)が予選免除のため、マレーシア、韓国と戦ったアジア最終予選を制しても、夢舞台への切符獲得にはまだ道があった。
 悲願達成へ向けて前進。ウェールズ出身のリー・ジョーンズ ヘッドコーチ(2014年5月下旬から2015年ワールドカップまで日本代表のディフェンスコーチ)のもとで鍛えられ、昨年1月時点で27位だった世界ランキングは21位まで上昇、テストマッチ8連勝となった。

 世界最終予選は、敗者復活を目指す国など4チームが参加し、総当たりで最後の1枚の切符を争う。香港のほか、アメリカ地区予選で出場権を獲得できなかったカナダ(世界ランク22位)もこのラストサバイバルに臨むことが決まっており、ヨーロッパ・オセアニア地区プレーオフ(ドイツ×サモア)の敗者と、現在開催中のアフリカ最終予選で2位になったチームも参加する。
 そして、世界最終予選の優勝チームは、本大会でニュージーランド、南アフリカ、イタリア、アフリカ地区予選1位チームと一緒のプールBに入る。