ATP(男子プロテニス協会)の役員会が2020年に「ATPワールドチームカップ」の再開催を承認したと発表した。ただ、パートナーであるTennis Australia(オーストラリアテニス協会)と契約をする必要があるが、実現すれば「ワールドチ…

ATP(男子プロテニス協会)の役員会が2020年に「ATPワールドチームカップ」の再開催を承認したと発表した。ただ、パートナーであるTennis Australia(オーストラリアテニス協会)と契約をする必要があるが、実現すれば「ワールドチームカップ」は2020シーズン最初に開催される予定だ。

Tennis AustraliaのCEOクレイグ・ティレー氏は声明で、「男子テニスにとってエキサイティングな新しい時代の幕開けだ。現段階でATPとの合意の最終段階にきており、我々は2020シーズンの幕開けを飾る素晴らしい世界的イベントがオーストラリアで開催されると発表できるのを楽しみにしている」と語った。

「ATPワールドチームカップ」はトーナメント方式で総勢24チームが総賞金1500万ドル(約16億5000万円)を争い、ATPランキングポイントも付与される。かつてこの大会は、1978年から2012年までドイツ・デュッセルドルフで開催されていた。

大会概要は、Tennis Australiaと合意が取れ次第発表される予定だ。(C) AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPワールドチームカップ」が開催予定とされるオーストラリア

(Photo by Paul Rovere/Getty Images)