7月7日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会6日目。男子シングルス3回戦で、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第21シードのカイル・エドマンド(イギリス)に4-6、6-3、6-2、6-4で逆…

7月7日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会6日目。男子シングルス3回戦で、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第21シードのカイル・エドマンド(イギリス)に4-6、6-3、6-2、6-4で逆転勝利、4回戦進出を決めた。試合時間は2時間54分。

勝利したジョコビッチは4回戦で世界ランキング40位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

世界ランキング21位のジョコビッチは「ウィンブルドン」で3回の優勝と1回の準優勝を飾っている。2018年は怪我からの復帰後初、2年振りのグランドスラム優勝となるか注目される。対戦相手のエドマンドは世界ランキング17位、今大会で自身初の「ウィンブルドン」3回戦進出を果たした。

試合はジョコビッチのサービスゲームから始まった。第2ゲームでジョコビッチは2本のブレークチャンスを得るが、活かすことができずエドマンドにキープされる。互いにキープが続き迎えた第7ゲーム、ジョコビッチはブレークを許し3-4に。その後も取り戻すことができずジョコビッチは第1セットを落とした。

第2セットは相手にブレークポイントを握られることなくジョコビッチが奪い返し、セットカウント1-1に。続く第3セット、第1ゲームでいきなりジョコビッチがブレークに成功し、そのままリードを保ってセットを連取。

そして第4セット、互いにキープを続けるが4-4で迎えた第9ゲームでジョコビッチがブレーク。直後の第10ゲームで最後はジョコビッチがエースを決め、勝利を掴んだ。

試合後ジョコビッチは「正直言って、クオリティの高い試合だった。とても、とても激しいものだった」と話した。ジョコビッチが「ウィンブルドン」で2015年以来、自身4度目の優勝に向けてどのような試合を見せるか今後も注目だ。

もしジョコビッチと錦織圭(日本/日清食品)がそれぞれランキング通り順当に4回戦を突破した場合、準々決勝で対戦することとなる。(テニスデイリー編集部)

※写真は4回戦進出を決めたジョコビッチ

(Photo by TPN/Getty Images)