「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の6日目、男子シングルス3回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦。第1セットは錦織が6-1、わずか16分で先取し…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の6日目、男子シングルス3回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦。第1セットは錦織が6-1、わずか16分で先取した。

キリオスとの過去の対戦成績は錦織の3勝0敗だが、侮れない相手だ。キリオスは前哨戦の「メルセデス・カップ」と「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」でいずれもベスト4へ進出。「メルセデス・カップ」では「ウィンブルドン」でも優勝候補筆頭のロジャー・フェデラー(スイス)を相手に、7-6(2)、2-6、6(5)-7と敗れたものの、勝利まであと一歩まで迫っていた。また「ウィンブルドン」での最高成績も2014年のベスト8と、錦織のベスト16を上回る。

2回戦で24本のサービスエースを決めるほどサーブの調子が良かった錦織が、この3回戦でもサーブを駆使して試合をつくり、勝利できるか期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスから。第1ゲームをキープした錦織は、第2ゲームで15-40とチャンスをつかむと、ここでしっかりとブレークに成功し、さらに第3ゲームをラブゲームでキープして序盤3ゲームを連取、好調な立ち上がりを見せた。

調子の出ないキリオスに対し、錦織は第6ゲームでもブレークを果たすと、サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームでも順調にポイントを重ね、ラブゲームでキープして6-1で第1セットを先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」2回戦での錦織圭

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)