「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の5日目、女子シングルス3回戦で第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦。第2セットもセレナが7-6(2)で取り、7-…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の5日目、女子シングルス3回戦で第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦。第2セットもセレナが7-6(2)で取り、7-5、7-6(2)のストレートで勝利して4回戦進出を決めた。試合時間は1時間49分。

勝利したセレナは、4回戦でエフゲニヤ・ロディナ(ロシア)と対戦する。ロディナはマディソン・キーズ(アメリカ)を破っての勝ち上がり。

第2セットもセレナのサービスから。第1ゲームをキープしたセレナは、第2ゲームでブレークに成功する。しかし直後の第3ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られてしまうと、ダブルフォルトを犯してしまい、ブレークバックを許してしまった。

第4ゲームでセレナはブレークポイントを握るも、ここをしのがれてしまう。そこからお互いにキープが続いていくが、第9ゲームでセレナが40-0としたところからムラデノビッチに追い上げられるとデュースの末にブレークポイントを握られてしまった。勢いに乗るムラデノビッチに対し、セレナも気迫のこもったプレーでここをしのぐ。

セレナは第10ゲーム、第12ゲームでデュースに持ち込んだが、いずれもブレークには至らず、第2セットはタイブレークに突入した。

先にミニブレークを果たしたのはセレナ。ムラデノビッチのミスが続いてポイント3-0とリードした。その後、ミニブレークを1本返されたがすぐに取り戻したセレナはポイント5-2とすると、自身のサービスゲームで見事なエースを決めてポイント6-2とマッチポイントを握った。そして最後もエースを決めて第2セットを7-6(2)で取り、4回戦進出を決めた。

セレナはこれで「ウィンブルドン」15度目のベスト16進出となる。(テニスデイリー編集部)

※写真は4回戦進出を果たしたセレナ・ウイリアムズ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)