7月5日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会4日目、シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、女子シングルス2回戦でジェン・サイサイ(中国)を退けて、3回戦進出を決めた。スコアは7-5、6-0、試合時間は1時間16…

7月5日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会4日目、シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、女子シングルス2回戦でジェン・サイサイ(中国)を退けて、3回戦進出を決めた。スコアは7-5、6-0、試合時間は1時間16分だった。

試合では、ハレプがリードして進展するかに見えたが、流れは行きつ戻りつしながら、第1セットを消化していった。

ハレプが第1ゲームで自身のサービスをキープして、続くリターンで、30-40のブレイクポイント獲得。いったんはデュースに持ち込まれたが、結局、2度目のブレークポイントをものにして、リードするかに見えた。

しかしジェンに直後のブレークバックを許すと、ハレプが第7ゲームのサービスで、3ブレークポイントを握られるピンチ。2ポイント連続で返し挽回を図ったものの、守り切れずにサービスゲームを失い、追いかける展開になった。

ただ、ハレプは、落ち着いたプレーを続け、第10ゲームでブレークバックして再びリードする手がかりをつかむと、自身のサービスゲームをキープ。ハレプの6-5のリードとなった。

第1セットは結局、ハレプが第12ゲームのリターンで同セット3度目のブレークを獲得して、締めくくった。ランキング女王のハレプが、126位のジェンと競り合いながらもなんとか1セットアップのリードを手にした形だった。

ただ、第2セットに入ると、ハレプが圧倒。自身のサービスゲームではブレークポイントを与えなかったほか、ジェンのサービスを次々と、ハレプがブレーク。1度もキープさせずに、セットを奪い去り、勝利を掴んだ。

ハレプは次の3回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は白星を上げ空を見上げるハレプ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)