「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の4日目、女子シングルス2回戦で、第18シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界ランキング122位のケイティ・ブルター(イギリス)と対戦。大坂が6-3、6-4のストレートで…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の4日目、女子シングルス2回戦で、第18シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界ランキング122位のケイティ・ブルター(イギリス)と対戦。大坂が6-3、6-4のストレートで勝利して2年連続の3回戦進出を決めた。

試合後、インタビューに答えた大坂は、イギリスの期待の若手である21歳のブルターとの対戦だったことについて「相手が地元なので観客の声援もすごかったけど、それも楽しみながら良いプレーが出来たと思います」と振り返った。

この試合で大坂は、リターンでも積極的な攻めを見せ、9回あった相手のサービスゲームのうち、3回ブレークに成功。「アグレッシブにいこうと決めていたし、相手も同じことを考えていたと思う」とあらかじめ決めていた戦略通りに出来たことを話した。

3回戦の相手は、元世界ランキング1位で今大会は第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)。2016年に「全豪オープン」と「全米オープン」で優勝している強豪だ。大坂はこれまでケルバーに対して1勝2敗。初対戦となった昨年の「全米オープン」1回戦では、前年女王として参戦したケルバーをストレートで下している。その後はツアーで2連敗しているだけに、今回またグランドスラムの舞台で勝利が期待される。

そのケルバーの印象について「素晴らしい選手で2回もグランドスラムで優勝しているし、去年も彼女と戦ってたくさんのことを学べました」と語り、「プレッシャーを感じずにリラックスしてやりたいです。彼女の方がプレッシャーを感じているはずですから」と意気込みを語った。

そのケルバーとの3回戦は大会6日目の7月7日に予定されている。(テニスデイリー編集部)

※写真は2年連続3回戦進出を決めた大坂なおみ

(Photo by Charlotte Wilson/Offside/Getty Images)