「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の4日目、男子シングルス2回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦。錦織は第4セットを7-5で取り、2-6、6-3、7-6(…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の4日目、男子シングルス2回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦。錦織は第4セットを7-5で取り、2-6、6-3、7-6(7)、7-5で勝利。3年連続の3回戦進出を果たした。試合時間は2時間42分。

勝利した錦織は、3回戦で第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスはロビン・ハッサ(オランダ)を破っての勝ち上がり。キリオスは1回戦で42本、2回戦で19本のサービスエースを決めており、錦織はいかにリターンできるかが勝利の鍵となる。

第4セットは錦織のサービスから。第4ゲームでムラの出始めたトミックに対し、0-40と3本のブレークポイントを握った錦織だったが、トミックのサーブやきわどいショットに阻まれ、絶好のチャンスを逃してしまった。

第7ゲームでは集中力の上がってきたトミックに0-30とリードされる場面があったが、ここを錦織は今日調子の良いサーブで切り抜けた。

お互いにキープしてゲームカウント6-5で迎えた第12ゲームで錦織は、トミックのミスに乗じて15-30とポイントでリードする。トミックに連続でサーブを決められたがデュースに持ち込んだ錦織はネットプレーでマッチポイントを握った。一度はしのがれたが、トミックのダブルフォルトによって再びマッチポイントを握り、最後はトミックのショットがサイドアウトとなってブレーク。ゲームカウント7-5で第4セットを奪い勝利を掴んだ。

錦織はこの試合を通じて24本のサービスエースを叩き込み、何度もピンチをしのいだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦進出を果たした錦織圭

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)