7月4日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会3日目に、ダニエル太郎(日本/エイブル)/西岡良仁(日本/ミキハウス)の日本人ペアは、男子ダブルス1回戦の アントニオ・サンチッチ(クロアチア)/アンドレ・バシ…

7月4日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会3日目に、ダニエル太郎(日本/エイブル)/西岡良仁(日本/ミキハウス)の日本人ペアは、男子ダブルス1回戦の アントニオ・サンチッチ(クロアチア)/アンドレ・バシレフスキー(ベラルーシ)との試合に臨んだものの、勝利を得られなかった。スコアは3-6、4-6、4-6で試合時間は1時間27分だった。

ダニエルと西岡はともに、男子シングルスでは1回戦で敗退。ダニエルは第19シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に対して、6-3、3-6、3-6、3-6で、西岡は昨年準優勝者のマリン・チリッチ(クロアチア)に1-6、4-6、4-6での黒星となり、残すダブルスの試合に臨んだ形だった。

その中で、第1セットの序盤こそ、ダニエル/西岡とサンチッチ/バシレフスキーの間で流れは拮抗していたものの、第1セット終盤の第8ゲームでブレークされてしまい主導権を奪われた。

続く第9ゲームでも、ダニエル/西岡は、ブレークのための手がかりさえつかめず、ラブゲームでキープを許し、第1セットを失った。

第2セットは、終盤に山場を迎えた第1セットとは違い、序盤の第3ゲームが一つの分岐点に。ダニエル/西岡のサービスゲームで、30-30から失点し、ブレークポイントを握られると、挽回できずに、ブレーク。同セットの最後まで、ダニエル/西岡は決定的なポイントを奪えずに、そのまま3-6で2セット連取を許した。

第3セットも冒頭の第1ゲームでブレークを許すと、そのままダニエル/西岡は、ブレークバックまではできずに、押し切られて敗退した。

ダニエル/西岡はサービスとリターンそれぞれの成功率でも、相手ペアを下回り、ファーストサービス以外では、相手のプレーを上回れない結果となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのダニエル太郎

(Photo by Matthew Lewis/Getty Images)