7月4日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会3日目に、第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は世界135位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を寄せ付けず3回戦に駒を進めた。スコアは6-1、6-4、…

7月4日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会3日目に、第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は世界135位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を寄せ付けず3回戦に駒を進めた。スコアは6-1、6-4、試合時間は1時間6分だった。

セレナは、過去に7度の「ウィンブルドン」での優勝を含めて、通算で23個のグランドスラムタイトルを持っているほか、産休からの復帰以降で2つ目となるグランドスラムでどこまで勝ち進めるかでも注目だ。

セレナは、今回の試合を通じてほぼ終始、主導権を握って試合を運んだ。第1セットの序盤はお互いにサービスをキープし合うかに見えたものの、第4ゲームで、セレナがチャンスを迎えた。

同ゲームでリターンに回ったセレナは30-30からダブルフォルトで幸運な得点でブレークポイントを握ると、トモバにバックハンドでのミスを続くポイントでも誘い、ブレーク。第6ゲームでもブレークを奪い、第1セットはそのままセレナのものになった。

さらに第2セットでも、セレナが第3ゲームで早々にリードを確保。バックハンドでのウィナーのほか、トモバのミスも誘いラブゲームでブレークし、セレナの1ブレークアップのリードとなった。

結局、セレナはこのリードを守り切り、6-4で第2セットも獲得。自身のものにした。

数字にもセレナの優位が反映されており、サービスでもリターンでも得点率でトモバを上回ったほか、ネットプレーでも14ポイントを獲得し得点率が88%と、ネット付近での動きを有効に使ったとも言えそうだ。

セレナは3回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は観衆に応えるセレナ

(Photo by Clive Mason/Getty Images)