錦織圭(日本/日清食品)が7月5日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の男子シングルス2回戦で、世界ランキング184位のバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦する。試合開始は日本時間25時30分予定。対…

錦織圭(日本/日清食品)が7月5日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の男子シングルス2回戦で、世界ランキング184位のバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦する。試合開始は日本時間25時30分予定。

対戦相手のトミックは現在25歳。ジュニア時代から「将来のオーストラリアを背負う存在」として期待され、2011年の「ウィンブルドン」では、錦織のこれまでの最高成績を超えるベスト8に進出している。しかしコート内外で度々トラブルを起こす問題児でもあり、2016年1月にはキャリアハイの17位を記録しているが、昨年は無気力プレーが目立ち、現在では184位まで落ちた。それでもこの「ウィンブルドン」では奮起し、予選からのラッキールーザーではあるが1回戦をストレートで突破。実力は184位のものではないだろう。

錦織とトミックの過去の対戦成績は2勝2敗。それも直近の2016年の2戦で錦織はいずれも敗北。1回戦後の会見では錦織も「危ない選手だと思います。芝が彼は一番強いですし、最近やっとちゃんとやりだして強くなってきているので」「一発はないですけど巧みにプレーできる選手なので、やりにくい相手ではありますね」と警戒している。

1回戦で錦織は、風が強く気持ちいいテニスがなかなかできず我慢を強いられ、第2セットを落とした。次の2回戦では気持ちのいいテニスで快勝することが期待される。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」1回戦での錦織圭

(Photo by Michael Steele/Getty Images)