「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、1回戦で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)と対戦。7-5、6-2、6-0でズベレフが勝利し、2回戦進出を果た…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、1回戦で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)と対戦。7-5、6-2、6-0でズベレフが勝利し、2回戦進出を果たした。試合時間は1時間30分。

勝利したズベレフは、2回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツはロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を破っての勝ち上がり。

ズベレフとダックワースは、ツアーレベルでは今回が初の対戦となった。世界ランキング3位、第4シードのズベレフが第1セットこそ手間取ったものの、第2セット以降は圧巻のプレーで勝利をものにした。

第1セットでズベレフは第5ゲームと第7ゲームでそれぞれブレークを果たしたが、どちらもすんなりとはいかなかった。第5ゲームでは2本、第7ゲームでは1本のブレークポイントをダックワースにしのがれていた。

しかし、第2セットになるとズベレフがダックワースを圧倒し始める。第2セットの第1ゲームでデュースの末にブレークを果たすと、第5ゲームではラブゲームでブレークに成功した。

さらに第3セットでも立て続けにポイントを奪い、ゲームカウント6-0、わずか19分で第3セットを奪って試合を決めた。

ズベレフは第2セット以降、ブレークポイントを得ると1本もしのがれること無くチャンスをものにした。さらに、試合を通じてダックワースに1本もブレークポイントを与えることなく、文字通り圧倒する形で試合を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真は初戦を突破したズベレフ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)