7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会2日目、女子シングルスで第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、世界138位のナオミ・ブローディ(イギリス)を6-2、7-5で下し、1回戦を突破した。試…

7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会2日目、女子シングルスで第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、世界138位のナオミ・ブローディ(イギリス)を6-2、7-5で下し、1回戦を突破した。試合時間は1時間28分だった。

ムグルッサは、球足の長い強力なフラットストロークと、長身から振り下ろすようなサービスを武器にする世界3位。昨年の「ウィンブルドン」では、優勝しており、連覇を狙う立場だ。

試合では、第1セットの序盤から、ムグルッサがリードを確保。第2ゲームの自身のリターンで、30-30からブレークポイントを掴むとそのままゲームを奪い、1ブレークアップのリードとした。

ムグルッサはさらに、自身のサービスゲームでは、ブレークポイントを握られる場面も見せたものの、決定的な失点をせずに、リードを守った。結局、5-2で入った第8ゲームに3ブレークポイントを掴むと、2度目のブレークポイントで得点し同セット2度目となるブレークを達成すると同時に、1セットアップのリードを築いた。

他方で、第2セットでは、ムグルッサは自身のサービスをキープする一方で、ブローディのサービスをブレークできず、拮抗したスコアのまま試合は進展。第8ゲームでは、ムグルッサは3ブレークポイントを掴んだものの、ブローディにキープを許し、第2セットを決定づけるリードを奪うことはできなかった。

しかし、第12ゲームに6-5とリードして入ったムグルッサは、1点も与えずに3ブレークポイントのマッチポイントを掴んだ。直後のポイントもムグルッサのものになり、白星が決まった。

ムグルッサは試合について「(センターコートの)雰囲気は良かった。英国人選手と戦っていたことはわかっていたし、観衆は公平で平等だった」と語っており、WTA(女子テニス協会)公式サイトが伝えている。同選手の2回戦の対戦相手はアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に決まっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦で勝利したムグルッサ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)