【7/3試合結果】錦織、大坂2回戦進出。杉田、奈良は1回戦で敗れる。ナダル、ジョコビッチらは順調に勝ち進む[ウィンブルドン]

7月3日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月2～15日／芝コート）大会2日目。男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。2日目は男子、女子共に日本人選手が目白押しとなった。男子シングルス1回戦で第24シードの錦織圭（日…

7月3日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月2～15日／芝コート）大会2日目。男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。2日目は男子、女子共に日本人選手が目白押しとなった。

男子シングルス1回戦で第24シードの錦織圭（日本／日清食品）が、世界ランキング198位のクリスチャン・ハリソン（アメリカ）に6-2、4-6、7-6(3)、6-2で勝利。2回戦進出を決めた。

試合を振り返って錦織は「1回戦勝ったのでほっとしています。風が強くてやりにくくて、気持ちいいテニスがなかなかできなかったので我慢が必要でした」と語った。そして、2回戦の相手となるバーナード・トミック（オーストラリア）については「彼は芝が一番得意ですし、サーブやスライスなど、巧みなプレーができるので、簡単ではないですね。リターンをどうにかできればチャンスもできると思います。スライスも気になるところですね」とコメントしていた。

世界69位の杉田祐一（日本／三菱電機）は、世界ランキング168位のブラッドリー・クラン（アメリカ）に6-2、6(6)-7、2-6、2-6で逆転負けとなった。杉田は芝シーズンに入り「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」2回戦では世界7位のドミニク・ティーム（オーストリア）を撃破し金星を挙げていた。今大会でも順調に勝ち進む事が期待されたが1回戦で敗れる結果となった。

このほか、ダニエル太郎（日本／エイブル）は、第19シードのファビオ・フォニーニ（イタリア）に6-3、3-6、3-6、3-6で敗れた。第2シードのラファエル・ナダル（スペイン）は世界127位のデュディ・セラ（イスラエル）に6-3、6-3、6-2のストレートで順当な勝ち上がり。

女子は1回戦で、第18シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界61位のモニカ・ニクレスク（ルーマニア）に6-4、6-1で勝利。大坂が「ウィンブルドン」で本戦に出場するのは今年が2回目。第1セットでは5-4で迎えた第10ゲームでこの試合2回目のブレークを果たし先取。第2セット、大坂は序盤から優位に試合を進め5ゲーム連取する。最後は粘るニクレスクを振り切り2回戦進出を果たした。勝利した大坂は、ケイティ・ブルター（イギリス）と2回戦で対戦する。

世界100位の奈良くるみ（日本／安藤証券）は、第1シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）に2-6、4-6で残念ながら敗れた。試合後に奈良は「今年の芝シーズンは、結果は出ていなかったが、いい練習ができていた。準備してきたことが今日の試合で出せた。」と話した。

このほか、第3シードのガルビネ・ムグルッサ（スペイン）がナオミ・ブローディ（イギリス）に6-2、7-5で勝利、第9シードでマリア・シャラポワ（ロシア）はビタリア・ディアトチェンコ（ロシア）に7-6(3)、6(3)-7、4-6で敗れた。◇　　　◇　　　◇

【7月3日主な試合結果】

◆男子シングルス1回戦

〇[24]錦織圭（日本／日清食品）6-2、4-6、7-6(3)、6-2 ●[Q]クリスチャン・ハリソン（アメリカ）

〇[Q]ブラッドリー・クラン（アメリカ）2-6、7-6(6)、6-2、6-2 ●杉田祐一（日本／三菱電機）

〇[2]ラファエル・ナダル（スペイン）6-3、6-3、6-2 ●デュディ・セラ（イスラエル）

〇[19]ファビオ・フォニーニ（イタリア）3-6、6-3、6-3、6-3 ●ダニエル太郎（日本／エイブル）

〇[12]ノバク・ジョコビッチ（セルビア）6-3、6-1、6-2 ●テニス・サングレン（アメリカ）

〇[4]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ） 7-5、6-2、6-0 ●[PR]ジェームズ・ダックワース（オーストラリア）

〇[5]フアンマルティン・デルポトロ（アルゼンチン）6-3、6-4、6-3 ●ペーター・ゴヨブチック（ドイツ）

◆女子シングルス1回戦