7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会2日目。女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が女王シモナ・ハレプ(ルーマニア)に2-6、4-6で敗れ、残念ながら初戦敗退となった。試合時間は1時間…

7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会2日目。女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が女王シモナ・ハレプ(ルーマニア)に2-6、4-6で敗れ、残念ながら初戦敗退となった。試合時間は1時間18分。

奈良は世界ランキング100位で、「ウィンブルドン」本戦へは5年連続の出場、最高成績は2回戦進出。対戦相手のハレプは世界ランキング1位で2018年「全仏オープン」優勝者だ。

試合は奈良のサービスゲームから始まった。奈良は第1セット第1ゲームからハレプにブレークを許してしまうが、第4ゲームでブレークバックに成功。しかしその後2度のブレークを喫し、奈良は第1セットを落とす。

第2セットでも奈良は第1ゲームでいきなりブレークを喫する。第4ゲームで奈良がブレークチャンスを掴むが活かすことができず、互いにキープを続ける。その後はハレプにブレークポイントを握られることはなかったが、奈良は追いつくことができずそのまま第2セットも落とし試合終了となった。

奈良は試合後「(センターコートで)すごく硬くなったら嫌だなという思いがあった。自分のプレーができないまま終わってしまうかもしれないという不安もあった」と胸の内を明かした。また「今年の芝シーズンは、結果は出ていなかったが、いい練習ができていた。準備してきたことが今日の試合で出せた。出せたからこそ、戦って感じたこと、得られたこともあったので、今日は最低限、出せたと思う。」と語った。

ハレプとの試合について奈良は「私が目指していかなくてはいけないところは彼女のプレーに似ている。いつもテレビとか動画では見ているが、対戦して感じられたのは大きい」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦で女王ハレプに敗れた奈良くるみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)