「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、男子シングルス1回戦でクリスチャン・ハリソン(アメリカ)に、6-2、4-6、7-6(3)、6-2で勝利した第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がWOWOWのスタジ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、男子シングルス1回戦でクリスチャン・ハリソン(アメリカ)に、6-2、4-6、7-6(3)、6-2で勝利した第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がWOWOWのスタジオでインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「1回戦勝ったのでほっとしています。風が強くてやりにくくて、気持ちいいテニスがなかなかできなかったので我慢が必要でした」と語った。また、「出だしは良かったですね。しっかり左右に攻めて自分のやりたいような形でできていました。2セット目の序盤から彼の調子も上がってきて、2セット目、3セット目は少し辛い場面もありました。彼に自信をつけさせた自分にも原因がありました」とも語った。

コイントスでサーブを選んだことについては「芝なので出だしを3-0にできたらいいかなと思って」と答えた錦織。これについて伊達公子さんが「プレーの面もそうだけど、気持ちの面でも積極的なのかな?」と聞くと、「なるべく積極的にプレーはしたいですね。でも『男子テニスATPワールドツアー500 ハレ』では積極的になりすぎててんやわんやしていたので、積極的なところと守るところとを上手くやれたらいいですね」と語った。

また、1回戦の会場となった14番コートについて「コートが小さく見えるので、思い切りボールを振ることができますね。ただ、今日に関しては風を全部受けてしまうので、センターコートや1番コートに比べると難しいですね」と語った。

そして、2回戦の相手となるバーナード・トミック(オーストラリア)については「彼は芝が一番得意ですし、サーブやスライスなど、巧みなプレーができるので、簡単ではないですね。リターンをどうにかできればチャンスもできると思います。スライスも気になるところですね」とコメントした。

最後にファンに向けて「今日は応援ありがとうございました。次の2回戦も頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」と語った。

1回戦を突破した錦織とトミックの2回戦は、大会4日目となる7月5日に行われる予定となっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)