「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、女子シングルス1回戦で第18シードの大坂なおみ(日本/日清食品)がモニカ・ニクレスク(ルーマニア)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。両者は今回が初の対戦と…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、女子シングルス1回戦で第18シードの大坂なおみ(日本/日清食品)がモニカ・ニクレスク(ルーマニア)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。対戦相手のニクレスクは、現在30歳で変則的なフォアハンドを持つ頭脳派プレーヤー。「ウィンブルドン」での最高成績は2015年のベスト16だ。シングルスで3個、ダブルスで8個のキャリア通算タイトルを獲得している。シングルスの世界ランキング自体は大坂が18位、ニクレスクが61位と差があるが、このベテラン相手にどのように試合を進めていけるのか、注目される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。6月20日に行われた「バーミンガム・クラシック」の2回戦で左下腹部を痛めて棄権した大坂だが、怪我による不安を払拭するかのような力強いサーブを見せて第1ゲームをキープした。

第4ゲームで大坂は芝で足をすべらせて転ぶ場面があったが、すぐに立ち上がってプレーを続けた。そしてこのゲームでブレークに成功。しかし、直後に0-40とされ、大坂はそこから1本しのいだものの、ブレークバックを喫してしまい、リードを作ることができなかった。

ここからはお互いにキープが続く。そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームで大坂がブレークを果たし、6-4で第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」の会場で練習に励む大坂なおみ

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)