「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、男子シングルス1回戦でダニエル太郎(日本/エイブル)が第19シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦。両者1セットずつ取って迎えた第3セットは3-6でフォニー…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、男子シングルス1回戦でダニエル太郎(日本/エイブル)が第19シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦。両者1セットずつ取って迎えた第3セットは3-6でフォニーニに連取され、ダニエルは後が無くなってしまった。

第2セットを落としてしまったダニエルだが、気持ちを切り替えて第3セットの第1ゲームをキープする。しかし、第3ゲームで15-40とピンチを迎えてしまう。ダニエルはドロップショットでしのごうとしたが、追いついたフォニーニにドロップショットを逆に決められてしまい、1ブレークダウンとされてしまった。

続く第4ゲームでダニエルはデュースまで追い上げたが、フォニーニの見事なパッシングショットとサーブに手が出ず、ゲームカウント1-3とリードを作られた。

さらに第7ゲームでもフォニーニに30-40とブレークポイントを握られてしまった。ここはしのいでおきたいところだが、ラリーの末にフォニーニが放った強烈なバックハンドウィナーが決まり、ダニエルは2ブレークダウンとなった。

そしてフォニーニのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームでダニエルは15-40と一矢を報いるチャンスを得ると、フォニーニのショットがネットに当たってアウトになり、ダニエルがブレークに成功、1ブレークダウンとした。

しかし、続く第9ゲームでダニエルはミスが続いて0-40と3本のセットポイントを握られてしまう。そして最後はフォニーニのフォアハンドウィナーがまたしても決まり、3-6で第3セットも落としてしまった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「ウィンブルドン」でのダニエル太郎

(Photo by Ashley Western - CameraSport via Getty Images )