「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会初日の7月2日、女子シングルス1回戦で、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を破り、幸先いいスタートを切った。スコアは…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会初日の7月2日、女子シングルス1回戦で、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を破り、幸先いいスタートを切った。スコアは6-0、6-3、試合時間は59分だった。

ウォズニアッキは現在ランキングでは2位を確保しているほか、今年、シーズン最初のグランドスラムである「全豪オープン」や、「ウィンブルドン」直前に行われた芝コートでの「イーストボーン国際」で優勝。今大会での結果にも注目が集まる。

その中で行われた今回の1回戦では、ランキングで圧倒的に格上のウォズニアッキが、終始主導権を握って、試合を運んだ。

第1セットの第1ゲームで、自身のサービスゲームをあっさりとキープすると、続くリターンで、ウォズニアッキがいきなりブレーク。その後のリターンでも、次々とレプチェンコのサービスゲームを奪い、ウォズニアッキは1ゲームも与えずに1セットアップのリードを築いた。

さらに、第2セットでも、冒頭の自身のサービスゲームでブレークを喫したものの、ウォズニアッキはすぐさまブレークバック。スコアをイーブンに戻すと、第6ゲームのウォズニアッキのリターンもさらに、ブレークとなり、第2シードの1ブレークアップのリードとなった。

結局、ウォズニアッキは第2セットで一度築いたリードを守り切り、6-3で獲得。白星を決定づけた。

ウォズニアッキの優位はプレーの統計にも表れており、同選手はファーストサービスの成功率でこそ、レプチェンコの数値を下回ったものの、サービスポイントの獲得率ではファースト、セカンドともに圧倒。加えて、リターンでも、ポイント獲得率59%、ブレークポイントでのブレーク成功率63%と、試合を優位に運んだ様が数値にも表れた。

ウォズニアッキは、エカテリーナ・マカロワ(ロシア)と2回戦で対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はフォアを放つウォズニアッキ

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)