現在世界ランキング2位のロジャー・フェデラー(スイス)がユニクロの新グローバルアンバサダーに就任し、試合などで同社のウェアを着用することが、同社の公式Twitterで発表された。さらに2日に開幕した「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7…

現在世界ランキング2位のロジャー・フェデラー(スイス)がユニクロの新グローバルアンバサダーに就任し、試合などで同社のウェアを着用することが、同社の公式Twitterで発表された。

さらに2日に開幕した「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)のセンターコートのオープニングマッチに、フェデラーはユニクロのウェアを着用して登場。試合前の練習でも着用しておらず、公式発表が試合開始予定時刻だったことから、世界を驚かせるお披露目となった。

フェデラーは長年ナイキのウェアを着用していたが、今年3月に契約満了。それ以降もナイキのウェアを着用していたものの、今後の契約が注目されていた。

フェデラーはユニクロのプレスリリースで「私はテニスに深くコミットし、常にチャンピオンシップで勝つことを目指しています。一方で、ユニクロと同様、世界中の人々の暮らしや文化を慈しむ心を常に忘れないようにしています。私たちは、この世界にポジティブなインパクトをもたらしたいという強い情熱を持っており、両者の創造性あふれるたゆまぬ努力が合わさり、実を結ぶことを楽しみにしています」とコメントしている。

ユニクロは現在、錦織圭(日本/日清食品)や国枝慎吾(日本/ユニクロ)らにウェアを提供。過去にも、元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と契約していた。

またオープニングマッチに臨んだフェデラーは、6-1、6-3、6-4のストレートでドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に勝利し、昨年に続く9回目の優勝へ好スタートを切っている。(テニスデイリー編集部)

※写真はユニクロのウェアで試合に臨んだフェデラー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)