現在ランキング1位で、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)では第2シードとしてトーナメントを戦うラファエル・ナダル(スペイン)が、今回の芝シーズンのグランドスラムについてコメントし、「求める結果は常に高い」と意…

現在ランキング1位で、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)では第2シードとしてトーナメントを戦うラファエル・ナダル(スペイン)が、今回の芝シーズンのグランドスラムについてコメントし、「求める結果は常に高い」と意気込みを語った。

ナダルは、「全仏オープン」で11度の優勝を誇るほか、「ウィンブルドン」でも2度、タイトルを獲得するなど、大舞台でも結果を出してきたスター選手。

他方で今年は「ウィンブルドン」までに、芝コートでのツアー大会ではプレーしておらず、同選手が芝コートでどのようなプレーを見せてくれるかまだ不透明感も残っている。

ただ、ナダルは、「ウィンブルドン」に向けて、「求める結果は常に高い」とした上で、「トーナメントに出場するためにウィンブルドンにいるのではない。もちろん、良い結果を出すためだ」と前向きな姿勢を示しており、意気込みは十分だ。

ナダルは今年、出場を予定していた芝コートで行われる大会の「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」も欠場。最近の動向について「もう20歳ではない。予定に沿って、決定を下さなければならず、体は休息を必要としていた。芝に徐々に適応することが必要だった。それが自分のやり方だ」と同選手は語っており、上手く調整できたかどうかも気になるところだ。

ナダルは「ウィンブルドン」の1回戦では、デュディ・セラ(イスラエル)と対戦する予定だ。またナダルと他のシード勢が順当に勝ち進めば、4回戦で第14シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と、準々決勝で第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と、準決勝で第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と、決勝では第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と、ナダルとの試合も見られるかもしれない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」で練習中のナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)