「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)公式サイトは、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が欠場すると発表。残念ながら今大会では、グランドスラムで久しぶりの"BIG4"勢揃いとはならなかった。昨シーズ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)公式サイトは、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が欠場すると発表。残念ながら今大会では、グランドスラムで久しぶりの"BIG4"勢揃いとはならなかった。

昨シーズン、右臀部のケガや手術でツアーを離れていたマレー。6月に「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」で342日ぶりに復帰し、続く「男子テニスATPワールドツアー250 イーストボーン」の男子シングルス1回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)を6-1、6-3で下し、復帰後初勝利を上げていた。しかしその試合後「ウィンブルドン」への出場は断言せず、「もし無理だと判断した場合は、当然、プレーしない。回復が難しい、かなり重度の故障から復帰したところだからだ」と回避の可能性も話していた。

マレーは自身のfacebookアカウントで「今日は応援のメッセージをありがとうございます。がっかりさせてしまった人、ごめんなさい。でも、今は自分の体調を大局的に見ていかなければいけないし、先月でだいぶ良くなってきている。もちろんウィンブルドンに出られないのは残念だけど、また来年戦える事を楽しみしているよ」とコメント。最後に「今後数週間コーチが必要な人がいたら、電話してね!」とジョークも交えていた。

ロンドンでの復帰戦では、ニック・キリオス(オーストラリア)と3セット2時間40分にわたり、激しい打ち合いが続いていたマレー。今は無理をせず調子を整え、またハードコートでの活躍を期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は練習の際のマレー

(Photo by Charlie Crowhurst/Getty Images for LTA)