ATP(男子プロテニス協会)は、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」での不適切な行動をしたニック・キリオス(オーストラリア)に対し15,000ユーロ(約191万円) の罰金を課した。キリオスは、6月23日に行われたマリン・チリ…

ATP(男子プロテニス協会)は、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」での不適切な行動をしたニック・キリオス(オーストラリア)に対し15,000ユーロ(約191万円) の罰金を課した。

キリオスは、6月23日に行われたマリン・チリッチ(クロアチア)との準決勝の試合中、エンドチェンジでコート脇の椅子に座り淫らな行為を模した動きを行っているのをカメラにとらえられた。

また同大会でカイル・エドマンド(イギリス)に勝利した2回戦の試合中には、キリオスが発した一連の罵り言葉が放送で聞こえたため、イギリス放送局のBBCが謝罪する事態に追い込まれた。

過去にもコート内外の行動で処分歴がある現在23歳のキリオスは、ATPツアーで4勝をあげており才能に溢れた気難しい選手として知られている。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロンドン」準決勝でチリッチに敗戦したキリオス

(AP Photo/Tim Ireland)