錦織圭(日本/日清食品)が、現地時間28日にエキシビション大会の「アスポール・テニス・クラシック」(イギリス・ロンドン/6月26~29日/芝コート)に出場し、世界ランキング8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。錦織が6-1、6-4…

錦織圭(日本/日清食品)が、現地時間28日にエキシビション大会の「アスポール・テニス・クラシック」(イギリス・ロンドン/6月26~29日/芝コート)に出場し、世界ランキング8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。錦織が6-1、6-4と快勝し、7月2日に開幕する「ウィンブルドン」に向けて弾みをつけた。

アンダーソンとは、錦織が右手首の怪我から復帰した直後である2月の「ニューヨーク・オープン」準決勝でも戦い、そのときは1-6、6-3、6(4)-7のフルセットで惜しくも敗れていた。

今回の試合で錦織は、第1セットでは第2ゲーム、第6ゲームでブレークするなど序盤から優位に試合を進め、ブレークを許さなかった。第2セットでも第1ゲーム、第3ゲームでチャンスをしっかり活かし、4ゲームを先行。第6ゲームで一つブレークを返されるも、序盤のリードを守り切り、ストレート勝利を収めた。

前哨戦の一つである「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」では、昨年まで3年連続で怪我により大会途中で棄権となっていたが、今年は怪我なく終えている。エキシビションマッチとはいえ、快勝し弾みをつけた錦織の「ウィンブルドン」での活躍を期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「ウィンブルドン」での錦織

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)