6月27日、「ウィンブルドン」男子ダブルス2回戦、女子シングルス予選2回戦、女子ダブルス予選1回戦が行われた。男子ダブルス予選2回戦で、アンドレ・ベゲマン(ドイツ)/内山靖崇(日本/北日本物産)がAriel Behar(ウルグアイ)/シェイ…

6月27日、「ウィンブルドン」男子ダブルス2回戦、女子シングルス予選2回戦、女子ダブルス予選1回戦が行われた。

男子ダブルス予選2回戦で、アンドレ・ベゲマン(ドイツ)/内山靖崇(日本/北日本物産)がAriel Behar(ウルグアイ)/シェイ・チェン ペン(台湾)に6-4、6(4)-7、8-6とフルセットの末勝利し、本戦出場を勝ち取った。内山はシングルス、ダブルスを通じて自身初のグランドスラム本戦出場となる。

内山は自身のTwitterで「ウィンブルドンのダブルス予選突破して、初めてグランドスラムの本戦でプレー出来る事になりました!勝った瞬間は今までの色んな思いが込み上げて来ました。まだまだ終わるつもりはないので、しっかり準備して本戦に備えます」と喜びや本戦への意気込みをコメントしている。

女子シングルス予選2回戦では、世界199位の日比万葉(日本/安藤証券)が148位のデボラ・キエーザ(イタリア)に6-3、6-1のストレートで快勝し、最終の予選3回戦へ駒を進めた。第1セットはブレーク合戦となるが、日比がセットを先取。続く第2セット、第1ゲームで日比は相手にブレークを許す。しかし第2ゲームから6ゲーム連取し勝利を掴んだ。

世界228位の清水綾乃(日本/Club MASA)は136位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)に3-6、6-4、0-6とフルセットの末敗れた。第1セットを落とした清水は第2セットを何とか取り返す。しかし、勝負の第3セットはトモバのアンフォーストエラー2本に対して清水は13本とミスが目立ち、残念ながら予選での敗退が決まった。◇   ◇   ◇

【6月27日主な試合結果】

◆男子ダブルス予選

2回戦

〇アンドレ・ベゲマン(ドイツ)/内山靖崇(日本/北日本物産)6-4、6(4)-7、8-6 ●Ariel Behar(ウルグアイ)/シェイ・チェン ペン(台湾)

◆女子シングルス予選

2回戦

〇日比万葉(日本/安藤証券)6-3、6-1 ●デボラ・キエーザ(イタリア)

〇ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)6-3、4-6、6-0 ●清水綾乃(日本/Club MASA)

〇ユージェニー・ブシャール(カナダ)6-2、2-6、6-3 ●Karolina Muchova(チェコ)

〇ベラ・ズボナレワ(ロシア)7-6(3)、6-2 ●サビーナ・シャリポワ(ウズベキスタン)

〇マルタ・コスチュク(ウクライナ)6(1)-7、6-3、9-7 ●クリスティ・アン(アメリカ)(テニスデイリー編集部)

※写真はダブルスで本戦出場を決めた内山靖崇(2017年「デビスカップ」の時のもの)

(Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)