6月26日、「ウィンブルドン」男子シングルス予選2回戦と女子シングルス予選1回戦が行われた。男子シングルス予選2回戦、唯一日本人で男子シングルス予選1回戦を突破した添田豪(日本/GODAI)が、ユルゲン・メルツァー(オーストリア)に3-6、…

6月26日、「ウィンブルドン」男子シングルス予選2回戦と女子シングルス予選1回戦が行われた。

男子シングルス予選2回戦、唯一日本人で男子シングルス予選1回戦を突破した添田豪(日本/GODAI)が、ユルゲン・メルツァー(オーストリア)に3-6、2-6のストレートで敗れ、残念ながら本戦出場はならなかった。

女子シングルス予選1回戦で、世界165位の加藤未唯(日本/ザイマックス)が113位のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)に0-6、6(3)-7で敗れた。第1セット、加藤はドラハイドに終始圧倒され1ゲームも取ることができずセットを落とす。続く第2セットに入り、第1ゲームで加藤はやっと自身のサービスゲームをキープ。第2ゲームでブレークポイントを握るが活かすことができず、その後もキープが続きタイブレークへ。加藤は粘りを見せようとするが競り負け、シングルスでの自身初の「ウィンブルドン」本戦出場を残念ながら逃した。

世界211位の穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)は141位のベラ・ズボナレワ(ロシア)に2-6、3-6で敗れ、自身2度目のグランドスラム本戦出場の道が途絶えてしまった。第1ゲームはズボナレワに2回のブレークを許し、穂積はセットを落とす。そして第2セット、穂積は4度のブレークチャンスを握るが活かせずセットを連取され敗退となった。

女子シングルス予選1回戦で4人の日本人選手が姿を消してゆくなか、清水綾乃(日本/Club MASA)はタマラ・コーパッチ(ドイツ)に、日比万葉(日本/安藤証券)はセシル・カラタンチェバ(ブルガリア)にそれぞれ勝利し、本戦出場に向けて一歩前進した。◇   ◇   ◇

◆男子シングルス予選

2回戦

〇ユルゲン・メルツァー(オーストリア)6-3、6-2 ●添田豪(日本/GODAI)

◆女子シングルス予選

1回戦

〇キャロライン・ドラハイド(アメリカ)6-0、7-6(3) ●加藤未唯(日本/ザイマックス)

〇ベラ・ズボナレワ(ロシア)6-2、6-3 ●穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)

〇ダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)6-2、6-2 ●今西美晴(日本/島津製作所)

〇清水綾乃(日本/Club MASA)4-6、7-5、6-1 ●タマラ・コーパッチ(ドイツ)

〇リシェル・ホーヘンカンプ(オランダ)6-0、6-2 ●波形純理(日本/伊予銀行)

〇日比万葉(日本/安藤証券)1-6、6-3、6-1 ●セシル・カラタンチェバ(ブルガリア)(テニスデイリー編集部)

※写真は予選2回戦で敗退となった添田豪(2017年「楽天ジャパンオープン」の時のもの)