現在、世界27位での錦織圭(日本/日清食品)が、オランダのロッテルダムで行われる「ABN AMRO ワールド・テニス」に来年、出場する見通しだ。大会公式サイトや大会のTwitterから明らかになった。錦織は、今年の1月から、右手首の怪我から…

現在、世界27位での錦織圭(日本/日清食品)が、オランダのロッテルダムで行われる「ABN AMRO ワールド・テニス」に来年、出場する見通しだ。大会公式サイトや大会のTwitterから明らかになった。

錦織は、今年の1月から、右手首の怪我から離脱していたツアーに復帰。「ニューヨーク・オープン」では準決勝まで進出し、ベスト4に。「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」ではラファエル・ナダル(スペイン)に3-6、2-6で敗れたものの決勝に進出するなど、復調の動きが見えていた。

「ABN AMRO ワールド・テニス」は今年、2月12日から18日にかけて行われた一方で、錦織は同じ時期に開催された「ニューヨーク・オープン」の方に出場していた。

錦織は近年同時期は、「ニューヨーク・オープン」の前身だった「メンフィスオープン」に2013年からの4連覇を含めて出場してきたほか、「デルレイビーチ・オープン」といった北米の大会に出場していたが、昨年は南米を中心に出場。来年はさらに慣例を変えて、大会に臨むことになる。

同大会の公式サイトによれば、チョン・ヒョン(韓国)も2019年の「ABN AMRO ワールド・テニス」に出場する予定で、No.1アジア選手の座を巡る直接対決も繰り広げられる可能性もある。

錦織やチョン以外の出場選手はまだ明らかになっていないものの、今年の大会にはロジャー・フェデラー(スイス)がワイルドカードで出場したほか、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らも出場しており、ほかの大物選手の出場も望めそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真はドロップに反応した錦織

(Photo by Alex Grimm/Getty Images for Weider)