負傷や手術などでツアーを離れていたアンディ・マレー(イギリス)は、「男子テニスATPワールドツアー250 イーストボーン」(イギリス・イーストボーン/6月24~30日/芝コート)の男子シングルス1回戦で、復帰後初勝利を上げたものの、7月2日…

負傷や手術などでツアーを離れていたアンディ・マレー(イギリス)は、「男子テニスATPワールドツアー250 イーストボーン」(イギリス・イーストボーン/6月24~30日/芝コート)の男子シングルス1回戦で、復帰後初勝利を上げたものの、7月2日に幕を開ける「ウィンブルドン」への出場を断言せず、回避の含みも残す姿勢を明らかにした。

マレーは今大会で故障からの復帰第2戦に挑み、スタン・ワウリンカ(スイス)を6-1、6-3で下した。他方で、先週開催された「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」で復帰しており、その際は、マレーはニック・キリオス(オーストラリア)に6-2、6(4)-7、5-7敗れた。

そのマレーは、身体がグランドスラムの5セットマッチに耐えられると確信できれば、「ウィンブルドン」でプレーするつもりだと話した。

さらに同選手は「もし無理だと判断した場合は、当然、プレーしない。回復が難しい、かなり重度の故障から復帰したところだからだ」と話し、「ウィンブルドン」への出場の判断について「自分にプレッシャーをかけてはいない」と話す。

マレーによれば、キリオスとの試合は2時間40分にわたり、激しい打ち合いが続き、4時間はみておく必要があったという。また「キリオスとの試合は、(仮に試合が5セットマッチだったとしたら)場合によってはあと2セット続いたことになる。試合翌日は体調があまり良くなかった」と振り返っている。(テニスデイリー編集部)

※写真は練習の際のマレー

(Photo by Charlie Crowhurst/Getty Images for LTA)