キャリアシーズンと呼べる貢献度6月25日、NBAアワードが開催され各賞が発表された。ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)、アンソニー・デイビス(ペリカンズ)、レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)の3人が最終候補となっていたMVPレースは、得点…
キャリアシーズンと呼べる貢献度
6月25日、NBAアワードが開催され各賞が発表された。
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)、アンソニー・デイビス(ペリカンズ)、レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)の3人が最終候補となっていたMVPレースは、得点王に輝いたハーデンが制した。
今シーズンのハーデンは平均30.4得点(リーグ1位)、8.8アシスト(同3位)、1.75スティール(同7位)を記録。ロケッツの西カンファレンス1位に大きく貢献し、レギュラーシーズン65勝というフランチャイズ記録を更新する立役者となった。
そして平均30得点以上を挙げ、チームに65勝以上をもたらした選手として、ステフィン・カリー、マイケル・ジョーダン、カリーム・アブドゥル=ジャバーに続く史上4人目の選手となった。
毎年個人成績を向上させていったハーデンは、昨シーズンもキャリアシーズンと呼べる成績を残したが、『平均トリプル・ダブル』の偉業を成し遂げたラッセル・ウェストブルックの前に受賞を逃していた。そうした背景もありハーデンは喜びをこのように語った。
「ここ4シーズン、ドアを叩き続けて、今ようやくここに来ることができた。毎年、前年の自分を超えようとしてついにトロフィーを手にした。このことが持つ意味は大きいよ」
ロケッツの選手がMVPを受賞したのは1993-94シーズンのアキーム・オラジュワン以来となり、ハーデンが3人目となった。ロケッツは西カンファレンスを制すも、クリス・ポールの欠場が響き、ウォリアーズとの西カンファレンスファイナル第7戦を落とし優勝への道は断たれた。今回MVPを受賞したことで、ハーデンに残された栄誉はNBAチャンピオンの称号のみとなった。
その他の各賞は以下のとおりとなっている。
新人王 ベン・シモンズ(セブンティシクサーズ)
シックスマン賞 ルー・ウィリアムズ(クリッパーズ)
最優秀守備選手賞 ルディ・ゴベア(ジャズ)
最優秀躍進選手賞(MIP)ビクター・オラディポ(ペイサーズ)
最優秀ヘッドコーチ賞 ドウェイン・ケイシー(ラプターズ)
MOST. VALUABLE. PLAYER.
— Houston Rockets (@HoustonRockets) 2018年6月26日
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