「 イーストボーン国際」(イギリス・イーストボーン/6月24~30日/芝コート)で6月25日、奈良くるみ(日本/安藤証券)が1回戦で、カイア・カネピ(エストニア)との試合に臨んだものの、黒星を喫し大会を後にした。スコアは2-6、4-6、試合…

「 イーストボーン国際」(イギリス・イーストボーン/6月24~30日/芝コート)で6月25日、奈良くるみ(日本/安藤証券)が1回戦で、カイア・カネピ(エストニア)との試合に臨んだものの、黒星を喫し大会を後にした。スコアは2-6、4-6、試合時間は1時間8分だった。

奈良は今大会、予選を突破して本戦への出場を手にしていた。現在奈良は100位で、対戦相手のカネピは46位のパワーヒッターだ。

奈良は第1セットから、なかなか主導権を手にできずに苦しい展開。第1ゲームの自身最初のサービスをラブゲームでブレークされると、奈良はブレークバックできないまま、3ゲーム目のサービスもカネピにブレークを許した。序盤ですでに2ブレークダウンの厳しい状況に追い込まれた。

奈良は、1ブレークを第4ゲームで返したものの、直後にブレークバックを許したため、リードを縮められず、苦しい展開が続いた。

結局、第1セットに、奈良はさらなるブレークを許しはしなかったものの、自身もブレークできずに、2-6でセットを奪われてしまった。

第2セットに入ると奈良は、カネピに食らいつく姿勢で臨んだ。第1セットとは対照的に、4ゲームを消化するまで、ブレークを許さず、第5ゲームに自身のサービスをブレークされると、奈良が直後にブレークバック。均衡のとれたスコアを保った。

しかし、第9ゲームの自身のサービスゲームを落とすと、4-5となり、続くサービスをカネピにキープされれば敗戦の決定する、後のない形に追い込まれた。

結局、奈良は、カネピのサービスをブレークできずに、4-6で第2セットも落とし、そのままゲームセット。「 イーストボーン国際」のトーナメント表から姿を消した。(テニスデイリー編集部)

※写真はバックサイドのボールを追う奈良くるみ

(photo by Steve Feeney/Action Plus via Getty Images)